何もしてないのにSurface Bookが壊れて何もしてないのに治った話

この記事はCPS Lab Advent Calendar 2016の16日目の記事です.

www.adventar.org

15日目は遅刻のえるざっぷでした.17日目はけーぴー大先生がついさっき行った武蔵家よりもブックオフを奨めてくれるらしいです.

なんだかんだで11階では概ねiwi研民扱いの状態なので書くことにしました.本業は14階で研究をサボってtwitterをすることです.

今回はなんだかんだでまとめてなかったタイトルの話についてまとめておこうと思います.

 

起こったこと

Surface Bookの画面側(クリップボード)を取り外し,通常の操作で反転させて接続したところ,キーボードの認識・切断ができなくなった.

muscle wireのロックはかかっていてキーボードからは接続状態になっているが,クリップボードからは認識されておらず,取り外しのリクエストにもレスポンスできない状態である.

対処

結局なぜそうなってなぜ治ったのかは不明.

Surface Book のトラブルシューティングにある,「キーボードが取り外せない場合」に従って完全再起動などを何度か試すも効かず.

諦めて修理を申し込み,バッテリーがないため電源を切って再度起動したところ認識され取り外すことができた.

 

ことのあらまし

そう,あれはまだ俺がSurface Bookを購入して1週間も経たないある日のこと.いつものようにiwi研にいた俺からこんな発言が飛び出した.

iwi研で@haru2036 にドヤリングをしていたところ,悲惨にも寝違えてしまったのである.

しかしタイムスタンプ見て分かるようにこのとき既に残留30分前,サポートなどとうに終了している.俺はトラブルシューティングの完全シャットダウンなどが効かないことだけ確認すると,上手いこと言われながら帰路についた.しかし,このときはまだ真の問題に気付いていなかったのだ…!

 

帰りの電車内でもPC作業を継続するのが常であり,しかも翌日進捗発表だった俺は,この日も寝違えたことは残念に思いつつタッチパネルのみでLap Topしていた.しかし,事態は急変する.

もはや慌てていて意味不明だが,要するにどう転んでも充電不能であることに気付き,慌ててシャットダウンをしているのである.

Surface Bookは,クリップボードとキーボードの両方にバッテリーを搭載しており,接続時には両方,分割時にはクリップボードのみのバッテリーが使用される.そして,クリップボードの充電コネクタはキーボードとの接続コネクタを兼ねて接続部にあり,接続時にはクリップボードコネクタは隠れキーボードのコネクタから両方に充電がされる.

しかし,このときキーボードは物理的にはクリップボードコネクタを塞いでいるが,論理的には接続されておらず,従ってキーボードからの電源供給はなされない.電源供給ソースにならないキーボードだけ充電しても意味はなく,完全に詰んでいるというワケだ.

 

思いつく手段がなくなり,いろいろ試すバッテリーも時間の問題となり,そのまま何もできずに朝を迎える.朝一で日本MSのサポートに連絡し,交換対応となった.

その後,進捗発表の場において思わぬ方向へと急展開を迎える.

なんと,間違えて電源ボタンに触れてしまい電源がついた拍子に,キーボードの接続が認識されたのである.そのまま解除を行い,表向きに接続し充電して事なきを得た.

もちろん,その日の進捗発表の1ページ目は,

であった.